今日のモンテッソーリはそれぞれ自由に教具に取り組むのでなく、4~5人に分かれて1組に1人の保育士が付いて1つの教具を使って行いました。
そのため少し難しいことを説明しながら順番にやっていくことで新しい経験ができたはずです。
1つは絵とひらがなの組み合わせる教具です。
もう1つは円柱を使った教具です。
3歳になるとだいぶんひらがなが読める子が増えます。
園の椅子には子どもたちの名前がひらがなで書かれているのですが、一緒に片付けを手伝ってくれている時に名前を読み上げたり、絵本のタイトルを読んだりしています。
1つめの絵とひらがなを組み合わせる教具では、例えば野菜の場合、人参の絵とにんじんと書かれたカードと人参の絵だけかかれたカードとひらがなでにんじんとだけ書かれたカードと1つの野菜に3枚のカードがあります。
また、野菜の種類は6種類あります。
最初に絵とひらがなが書かれた6種類の野菜が並べられます。
次に絵だけ書かれたカードを子どもたちに渡して同じ絵のカードの下に置いてもらいます。
次にひらがなだけ書かれたカードを子どもたちに渡して同じひらがなのカードの下に置いてもらいます。
この作業をしている間に絵やひらがなを見ながらお話することでだんだんとひらがなを認識していきます。
人参の場合ですと、にんじんと発声する言葉と、人参のビジュアルとにんじんというひらがなとが結びついていきます。
円柱の教具は、円柱のパズルのようなもので4種類の変化があります。
1つは円柱の直径が変わって行く教具。
1つは円柱の高さが変わって行く教具。
残り2つは円柱の直径と高さが両方変わっていく教具です。
直径と高さが両方変わる教具も直径が小さい方が高さが低いものと、直径が大きい方が高さが低いものがあります。
この教具の円柱を全部だして、元通りにしていきます。
目で見たときの物体の大きさや高さの差などの目の感覚を養うことができます。
こちらも4人で一緒に説明を聞きながらすることでいつもより理解度が増した状態で取り組むことができます。
いつも同じだと飽きてくるのでこしてやり方を少し変えたりしてモンテッソーリ教育も行っています。
スクルドエンジェル保育園 梶ヶ谷園 園長 垣本輪