ある子どもの靴下履きとの格闘記録

昨日のことですが、うれしいことがありました。
子どもたちが帰る準備する時に靴下を履きます。
最初は自分で履いてみてと促します。
そうすると履こうと努力したり、すんなり履けたり、履けるはずなのになかなか履いてくれなかったり、履かせてと甘えたり、いろんな反応をします。

特にいやいやの時期に入っている子は自分で履けるはずなのに大人を試そうとしているのか?なかなかすんなりとは行きません。
昨日は、その1人の子がすんなりとしかもかかとが上に来てたのも何度も履き直して自分でちゃんと靴下を履くことができました。

丁度、他の子もいて履き方教えてあげてと他の子の前で靴下を履くように促すと何も言わずにすっと履きます。
いつもと違うのでこちらもびっくりです。
もう片方もすぐに履こうとします。
でも、靴下が裏返しになっていました。靴下を渡してもらい裏返しを直して渡します。
気持ちが変わってないか心配しましたが、もう片方もすぐに履きました。
しかし、今度はかかとが上に来ています。
かかとが上に来ているよと伝えて履き直してみようと言うと、また素直に脱いで履こうとします。
何度か自分で挑戦しましたが、最初よりはよくなるもかかとの位置がずれてしまいます。
最初にかかとの位置を確認して、かかとが下にして履くことを伝えて再チャレンジです。
今度はうまくかかとの位置もきれいに履けました。
調子に乗って、最初に履いた方もかかとがわずかにずれていたので、きれいに履こうと伝えます。
わずかなずれなのでいつもなら気にしない位置です。
でも、今日なら行ける!ここでうまく覚えられれば明日からきちんと履けるようになると思いました。
すると、最初に履いた靴下も一度脱いで、かかとの位置をちゃんと下にして履き直します。

完璧です。

今日もちゃんと履けるかな?

 

スクルドエンジェル保育園 梶ヶ谷園 園長 垣本輪

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